TW200/225は人気のストリートバイク!

TW200とTW225は“ティーダブ”の愛称で親しまれているヤマハから発売されているストリート系オートバイです。1987年の発売当初の排気量は200cc(TW200)だったのですが、2002年のモデルチェンジで225cc(TW225)となりました。
実はTWには「Trail Way=トレールウェイ」の意味があり、道なき道を走破する異色のアドベンチャーオフロードモデルとして登場しているのです。TW200/225の一番の特徴は「バルーンタイヤ」と呼ばれる極端に幅の太いリヤタイヤを装着していることです。この極太タイヤがTW200/225の全体のイメージを大きく印象付けていると言っても過言ではありません。
また、TW200/225の心臓部には、中低速重視にセッティングされた200cc空冷SOHC2バルブ単気筒エンジンが搭載されています。このトルク感のあるエンジンと極太タイヤはストリートでは非常に扱い易く、オフロードでは高い走破性を実現します。

TW200とスカチューン

TW200は生粋のオフロードマシンとしてデビューしたのですが、1990年代からスカチューンを施したヤマハTW200が大流行になり、すっかりストリートバイクとして定着しています。スカチューンとは、バイクの不要なパーツを可能な限りはずして軽量化していくカスタム手法です。エアクリーナーボックスを取り外しパワーフィルターやファンネルを取り付ける、バッテリーをはずして配線をまとめる、サイドカバーを取り外し、フレームの向こう側が見えるようにするなど、わざとスカスカに見せるカスタム手法からスカチューンと呼ばれるようになりました。
こうしてTW200は「ストリートカスタム」という新たなジャンルを開拓し、こうしたブームを受けたヤマハも、2002年からモデルチェンジしたTW225からは、ストリートでのカスタマイズを前提とした、よりシンプルデザインに変更しています。
TW200/225にスカチューンを施すなら、マフラーは定番のスーパートラップ、フェンダーレス、シート交換、ライトやウインカーの小型化などのカスタムも是非とも押さえておきたいところです。

TW200/225とモトショップ五郎

TW200/225のスカチューンというコトバを生み出し、ストリートカスタムという新しいカスタムバイクのジャンルを作った立役者は、東京都杉並区にある「モトショップ五郎」というバイクショップです。「モトショップ五郎」とは1985年から漫画雑誌「週間モーニング」で連載されていた「万歳ハイウェイ」(原作:守村大)のなかに登場する架空のバイクショップの名前から由来しています。
モトショップ五郎でスカスカのチューニングをしたTW200がバイク雑誌に紹介されてから、一気にTW200に注目が集まり、若者による街乗り用バイクとして人気が出ました。それまでTW200は不人気車だったため、中古車の価格が安かったことも、カスタムベースの車両としての人気を後押し、スカチューンを施したTW200はストリートバイクとして増殖していきました。また当時、大人気だったテレビドラマ『ビューティフルライフ』のなかで、木村拓哉さんがスカチューンのTW200で登場したことで更に人気があがり、納車まで数ヶ月待ちとなる販売店が続出したほどでした。

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